住まいのアイデア > 子ども達の好奇心を育む
子ども達は好奇心のかたまり
「ママ~、どうしてお月様は毎日カタチが変わるの?」
子ども達が、質問してきます。頭に浮かんだ疑問を、素直に質問します。
子ども達は、好奇心のかたまりです。そして、好奇心は子ども達が成長するための原動力。疑問が生まれて、それを解決したら、また新たな疑問が湧いてくる。子ども達の生きる力です。そんな子ども達の好奇心を育んであげたいですよね。
好奇心を育む工夫
多くの時間を過ごす家の中を少し工夫することで、子ども達の好奇心はどんどん育まれていくと考えています。子ども達が、自ら考え、疑問を解いていく環境を創ってあげたいですよね。
そんな工夫をご紹介します。
本棚
すっかり定着しつつある本棚です。リビングやスタディー・スペースに本棚を設けるご家庭が増えました。
こちらは、リビングから続く階段に本棚を設置したケース。
中二階を造ることで、階段を短く、緩やかな傾斜にして、危険も防止しています。
小さな頃から本に親しむ環境を整えてあげたいとお考えのパパ・ママが増えました。
また、本が身近にあることで、子ども達の好奇心もたくさん刺激されるようです。それに、親子の会話も豊かになるようです。
スタディー・カウンター
こちらも、一般的になりつつあるスタディー・カウンターです。
下の写真は、階段を上がった2階の踊り場に設けたケース。吹き抜けで、1階リビングとつながっています。広いカウンターにして、親子で並んで仕事・勉強ができるようにしています。いい光景ですよね。
パパやママが仕事をしている姿を、子ども達が見るいい機会にもなると思います。“親の背中”は、大切ですからね。
テレビの横にキッズ・ライブラリー
こちらは、テレビの横に図鑑や百科事典、辞書などを置く小さなキッズ・ライブラリーを設置したケース(TVボードの向かって左端です)。
テレビを観ている子ども達が、「ママ~、○○って何?」と質問をする。ママが、「テレビの横に図鑑があるでしょ。調べてみたら!」と促す。「ママ、わかった!○○って、△△ってことなんだ!」
この「わかった!」がとても大切なのだそうです。学ぶことの面白さを、早い時期から体験するいい機会だそうです。
図鑑や百科事典、辞書。それに、絵本や地球儀などもいいみたいです。
リビング・カウンター
リビング・カウンターも設置されるご家庭が多くなりました。
学校から帰ってきた子ども達が、ここでさっと宿題を始める。子ども部屋だと一人で寂しいけど、ここだと近くにママがいる。なので、勉強を始めやすい。
小さな頃から勉強をする習慣を付けるには、とてもいい工夫だと思います。
また、ちょっと使い方を広げて、カウンターの一部をギャラリー・スペースとしても活用できます。子ども達の工作や絵、習字などを飾る場所として。
自分の作品を飾ってもらうのは、とても嬉しいはず。それに、これをきっかけに会話も広がると思います。
キッズ・スペース&キッズ・クローク
最後にもうひとつおススメなのが、キッズ・スペース。
写真は、小さなキッズ・スペース。中二階のスタディー・スペースの後ろ側に造りました。パパが仕事をしている時間、子ども達もここで遊んでいます。
小さなスペースを造って、そこに玩具や絵本など子ども達の大切なものを持ってきます。必須なのは、子ども用の収納家具。
子ども達が、ここで思い思いの遊びをする。そして、大切なものは、自分達で管理をする。そんなスペースです。遊びを通して豊かな発想を。大切な玩具や絵本を管理することを通して、生活習慣を身に付けることができるといいですね。