住まいのアイデア> 伝統の「美」
数寄屋建築とは?
当社の建築技術の源流は、数寄屋建築です。数寄屋建築とは、安土桃山時代に茶室の建築様式として確立されたもので、侘び寂び(わびさび)の趣を大切にした日本の伝統美です。
その伝統美には、受け継がれてきた「比率」が存在します。例えば、和室の広さにあわせて、柱の太さや間隔、障子の高さや格子の太さまで、決まっています。この「比率」を守った見え方こそが、日本の「美」の源になります。
日本の美を活かした建築
和の外観をご希望される施主様には、周囲の風景に溶け込む、品格ある外観をご提案しています。写真は、「和の外観」をご要望されたお客様のお宅。故郷の風景に映える佇まい。夜には、その美しさが一層引き立ちます。
洋のしつらえにも、和の美しさを
今の生活スタイルにあった「洋」の外観・内装をご希望される施主様もたくさんおられます。
「洋」の外観・内装に、少しだけ「和」を加える施主様もいらっしゃいます。例えば、リビング横に「和室」を設けるといった具合に。 そこには、当社の数寄屋建築の伝統技術を活かしています。伝統の「比率」を再現し、アレンジした和室は、上品で趣のある空間になっています。
左写真(2枚)は、洋の外観・内装のお宅。シックでモダンなリビング(左上)横に、和室(左下)を設けました。気品ある和室を追求しました。
右写真(2枚)も同じく、洋の外観・内装のお宅。木をたくさん使ったLDK(右上)の横に、和室(右下)を設けました。凛とした佇まいを追求しています。
和と洋の融合
温もりある木の構造は、「洋」の雰囲気にもぴったりです。
例えば、天井の木組みを敢えて見せることで、自然の力強さと匠の趣を感じられる特別な空間に仕立てます。快適で、心地よい場所になります。
下の写真(2枚)は、どちらも天井の木組みを敢えて見せているリビングです。木組みが強いアクセントになっています。また、写真では伝わりづらいのですが、木組みが見える空間には木の温もりが漂います。「安心感」とも言うべき感覚です。ぜひ、木組みの雰囲気を体験して頂きたいと考えています。